親子で留学

クアラルンプールを目指して

自分の意見を伝える

10年ぶりくらいに美容室をかえて

前髪をつくったのでそのことを書いてみます。

 

【10年ぶりに美容室をかえた】

 

留学をしていた間、

アメリカの美容室でカットをしてもらう勇気はなく

(どんな感じにしたいかを英語で伝える自信がなかった)

もともとロングの髪を切らないまま1年間過ごしました。

 

その間、欧米人と同じように

前髪も伸びてしまって、

それ以来ずっと前髪なしで生きてきました

 

ロングのときは結んだら顔もおでこも丸見えだし

ショートのワンレンはクールになるし

 

今回、いつも行っていた美容室で前髪の相談をしたら、

10年もそのスタイルでいたのに

今更前髪つくるなんてオレにはできないといわれ

 

思い切って美容室を変えました。

 

美容室って、

お客の希望に応じて美容師が

カットやカラーをしてくれるけれど

 

美容師によってもちろん得意不得意、

また好みなんかもあって、

それがちょうどあっていたり

上手にくみ取ってくれる人だと

ちょっとの希望を伝えれば

たいていは自分の気に入るスタイルになる。

 

というか、してもらった髪型が

似合っていたら、だんだん好きになっていくもの。

 

でも、

美容師さん自身の好みが色濃く出てしまうと

そして好みが自分と合わない人だと

仕上がりには納得がいかないし

 

とはいえ、細かくやってみたいヘアスタイルを

伝えるのって難しい。

 

年齢でも好みはかわるものだし

変え時だったのかも、と思います。

 

都会みたいに美容室も山ほど選択肢があれば

美容室かえるなんて大したことではないけれど

地方都市ではずっと同じところに通う人も

少なくないはず。

 

だから、それなりに大きな決心だったのでした。

 

【自分の意見を伝えるのは勇気がいる】

 

わたしの職業では、

相手の生き方、もしくは死に方を一緒に考える。

ヘアスタイルよりはそれぞれの希望や意見は

あると思うのだけど

 

どうやって生きたいか

どうやって死にたいか

しっかりと希望を言ってくれる人って

なかなか少ない。

というかわからない人もいるのかな、

考えたことがないという人も多いのかも。

 

日本人のよいところなのか

本当はこうしたい、ということは

心に閉まって

家族やまわりの人に迷惑をかけない方法を選ぼうとする。

 

それでも、本人がよければそれでよいのだけど

自分の人生の最期くらい、

迷惑かけたって好きにしたらいいのに、

と思わないこともないです。

 

本当の本音を伝えたら

引かれてしまうんじゃないか

否定されてしまうんじゃないか

嫌われてしまうんじゃないか

そんな思いは誰にでもあるのかも。

 

だいぶん規模は違うけれど

新しい美容室で切ってもらいながら、

どんなスタイルでも本人が気に入っていれば

それでよし、というのは

ちょっと似ているなと感じたのでした。

 

【まとめ】

美容室でも、洋服屋さんでも、病院でも

自分の思いをきちんと伝えることが

相手にとっても自分にとってもよいこと。

そして仕事では、それをうまく引き出せるように

精進します。